成年後見制度とは?

成年後見制度について

“判断力が不十分な方々を、
法律面や生活面で保護・支援する制度です”

土地や銀行の管理、病院・施設の契約、遺産相続や遺言関係
高齢者の方をはじめ、判断能力が減退している方は、悪意のある契約(例えば悪徳セールスにだまされて高額な商品を買う、家屋等の財産を不当に安く買いたたかれる等)で不利益を被ってしまうことがあります。また、ヘルパーを手配したり、病院・介護施設等に入院・入所するための契約が困難な場合もあります。そんな時に、高齢者に代わって契約を取り消したり、各種契約を代行するための制度が、成年後見制度です。

“制度を支える司法書士の理念”

ノーマライゼーション

高齢者や障害者であっても特別扱いをしないで、今までと同じような生活をさせようとする考え方

自己決定の尊重

本人の自己決定を尊重し、現有能力(残存能力)を活用しようという考え方

身上配慮義務

本人の状況を把握し、配慮する義務

“状況によって選ぶ後見制度”

任意後見制度

今は元気だが、将来が不安な人のための制度

任意後見制度
もしも判断能力が不十分になったら、支援してく
れる人が欲しい。そんなとき、支援してくれる人
と将来の約束を、支援内容を決め、あらかじめ本
人と支援者の間で任意に契約を行なう制度です。
任意後見制度

法定後見制度

すでに、判断能力が不十分な人のための制度

法定後見制度
認知症などにより、判断能力が不十分なために、
財産管理や法律行為を行うことが困難になってお
り、任意後見契約による依頼ができない。なので
、その支援者を、法律によって定める制度です。
法定後見制度

法定後見の流れ

任意後見の流れ

まずはご相談ください

実際に会って話さないと、私たちがどんな事務所かなんてわかりません。
時間、場所等もお客様のご都合に合わせることができますので、
お気軽にご相談ください。ご相談は初回無料です!

面倒な手続きもお任せください

成年後見を家庭裁判所に申し込む手続きも、
私たちにお任せください!
申し込み時に必要な書類集めや、法律などを調べる手間も省けます。
しっかりとバックアップを致します。

正式なご依頼後、申立書を作成いたします

至急の場合で2週間、
通常4週間〜6週間程度の準備期間をいただいております。

家庭裁判所での即日事情聴取日への
出席に同席いたします

申立てた方は最低1回、平日に家庭裁判所にお越しいただき、
事情を説明する必要がありますが、わたくしも同席いたしますので、
ご安心ください。

成年後見スタート

④から通常1~2カ月後、成年後見人が選任されます。
さらに3週間ほどの準備期間が経過しましたら、
いよいよ本格的に成年後見人として、
しっかりと被後見人様ご本人をサポートいたします。

なお、後見人を誰にするかは裁判所が最終的に判断するため、
必ずしも希望通りの人選がなされるとは限りません。
しかしながら、今のところ私が選ばれなかったケースはございません。

まずはご相談ください

ご本人様、つまりあなたがどうしたいのか、どうあってほしいのか、
まずはとことんお話ししあい、将来のためにどのような内容で
土井がかかわるべきか、青写真を描くところから始まります。

具体的な任意後見の契約書の文言を
作成いたします

決めるべき事柄はとてもたくさんあります。
ゆっくりと一歩ずつ確かめながら進めさせていただきます。
たとえば、しっかり元気な「今」に関わっていく為の「見守り契約」
判断ができなくなった時にどうするのかを決める「任意後見契約」
いつか来る最後の時にどう葬儀をあげてほしいのかを決める「死後事務委任契約」
後に残された者が争わないようにしてあげるための「遺言」などがあります。

公証役場で具体的な契約書にします

きちんとした公正証書を作ると、
その内容に沿った内容で土井があなたと関わりあいを持ち、
いよいよ動き出します。